2007年9月27日 [激闘ノルマンディ]
昨日、休日出勤の代休でお休みだった石田さんがわざわざ家まで来てくれて、別冊第6号「激闘ノルマンディ」付録ミニゲームのプレイテストを行いました。
「コブラ」のオリジナル・ルールに少しだけ手を加えていますが、1ターン=1日にして機械化移動フェイズを無くした「移動・戦闘」式のオーソドックスな作戦級ゲームです。全7ターンのプレイ時間は、慣れれば1時間30分くらいで、昨日は昼前から始めて、明確化の洗い出しやバランス確認などの作業をしながら、フルターンで4回対戦しました。空挺降下の地点変更や、ドイツ軍の第352歩兵師団の早期撤退策など、担当を入れ替えながらゲームの流れを検証しましたが、両軍の勝率は5分5分でした。
ゲーム開始時の状況。連合軍は上陸ボックスに配置。内陸部のヘクスにある赤い●印が、勝利得点ヘクスです。
ある対戦における、第7ターン終了時の状況。地図上にある11個の勝利得点ヘクスを取り合うゲームですが、この対戦では7対4でドイツ軍の勝利に終わりました。
オマハ海岸を目指すアメリカ第5軍団の第1・第29歩兵師団。同行する水陸両用戦車(シャーマンDD)大隊は、サイの目が「6」以外で全滅なので、めったに陸に上がることができません。
イギリス軍戦区における6月7日(第2ターン)の連合軍プレイヤー・ターン終了時の典型的な戦況。イギリス軍の目標は、この直後に出現する第12SS装甲師団「ヒトラー・ユーゲント」を牽制して、地図中央部への進出を阻止すること。
製作者が新製品を自画自賛するのは当然で、読者の方も割り引いて読んでいただいていると思いますが(笑)、このミニゲームは「コブラ」本編からは全く独立した、ノルマンディ上陸戦闘の簡潔で面白いゲームに仕上げられたのではないかと思います。これで、ユニットシートを仕上げて印刷所に入稿できる段階に入りました。地図も既に完成しているので、あとは本誌記事だけです。プレオーダーは、もうしばらく継続しますので、よろしくお願いします。
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