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2009年9月18日 [その他(雑感・私生活など)]

今日、歴史群像次号の原稿「ベルリンの壁崩壊」を無事に仕上げました。具体的な「壁崩壊当日のドキュメント」は、大き目のコラム記事で別にとりあげる予定ですが、本文は1945年の第二次世界大戦終結から1989年のマルタ会談までの「東欧における東西冷戦史」を総括した内容です。「ベルリンの壁構築(および崩壊)」だけでなく、「ハンガリー動乱」や「プラハの春」、「ワレサ議長と自主独立労組『連帯』」、「チャウシェスク大統領の最期」といった有名な出来事の、大きな歴史の流れでの位置づけを私なりに整理してみましたが、興味のある方はぜひご期待ください(発売は11月5日頃だと思います)。

このところ原稿執筆の仕事が詰まっていて、気分転換にユーチューブの動画で頭をほぐしたりすることが多いですが、少し前にハマっていたのが、トヨタの小型自動車「iQ」の、ちょっとバカバカしいムービーの数々です。ここにはありませんが、個人的には最近テレビでオンエアされていた、レストランの駐車スペースに「マイテーブル」を用意するバージョンが好きです。













もっとも、私は今の愛車である日産TIIDAが気に入っているので、当分買い換える気はありませんが。車体は小さいけれどキャビンは意外に広く(180センチの私でもゆったり運転できます)、後部座席のリクライニングと前後スライドが非常に便利で(お客さん優先モードと荷物運びモードを簡単に切り替えられる)、エンジンは小さくて低燃費ですが、登り坂でもキックダウンせずにスーッと加速していきます。

これらの「iQ」のおバカなムービーを見て、かなり前にハマっていた「プリンセス・ジュリアナ空港」の動画を思い出しました。これは、西インド諸島(カリブ海)に浮かぶ、オランダ領シント・マールテン(サン・マルタン)島の空港ですが、海岸ギリギリに滑走路があるので、大きな旅客機が砂浜のすぐ上をかすめて着陸していきます。当然ですが、こちらはCGではなくホンモノです(従って相当に危険な空港です)。









次の日曜は、ひさしぶりに「隠(なばり)ゲームクラブ」の集まりです。KMTさん、石田さんと、VGの「ヘルズ・ハイウェイ」をする予定ですが、私だけはこのゲーム未経験なので、ホロックスの第30軍団を担当しながら、お二人の対戦をじっくり見学するつもりです。
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コメント 2

グスタフ飯沼

山崎さん、こんにちは。
歴史群像「東欧枢軸国の興亡」読ませていただきました。
ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアの第2次大戦について、このようにわかり易くまとめられたものは、恐らく初めてではないでしょうか。
読んだあと、思わず S&T "Balkan Wars" のマップを広げてしまいました。
次号「ベルリンの壁崩壊」も楽しみにしています。

気のついた点について、下記ご覧いただきたいと思います。

①ブコヴィナ地方の帝国内の帰属について(P69・上段)
ハンガリー領となっていますが、オーストリア=ハンガリー二重帝国のハンガリー王国領ではなく、ガリシア(ガリツィア)地方同様、オーストリア皇帝直轄領です。

②「ドチュカ地方」表記について(P73・2段目)
「バチュカ(Backa)地方」ではないかと思われます。

③グスタフ・ヤーニ大将の姓名表記について(P74・2段目)
ハンガリー人の人名表記では、ヤーニ・グスタフ(グスターフ)の順となります。


by グスタフ飯沼 (2009-09-19 16:12) 

Mas-Yamazaki

グスタフ飯沼さま: コメントならびにご指摘ありがとうございます。拙稿「東欧枢軸国の興亡」を評価していただき、ありがとうございます。以前に執筆した「ヴィシー 憂鬱の政権」との対比という点も意識して書いてみましたが、戦争末期のルーマニアとハンガリーのトランシルヴァニアをめぐる「唯一本気の戦い」など、既存ゲームのバリアントにできそうな逸話もあり、バルカン戦争や第一次世界大戦、独ソ戦ゲームをプレイする際に、思い出していただければ幸いです。

ご指摘いただいた表記の誤りにつきましては、本稿が将来「アーカイブ」に収録されることになりましたら、訂正させていただきます。今後も、お気づきの点がありましたら、ぜひご指摘いただければと思います。貴重なご指摘、ありがとうございました。
by Mas-Yamazaki (2009-09-21 14:55) 

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