SSブログ

2012年4月24日 [その他(雑感・私生活など)]

昨日、無事に台湾より帰国しました。5泊6日の日程でしたが、台北滞在中は「夏兄(シャーション)」こと夏育華さんご夫妻があれこれと面倒を見て下さったおかげで、とても中身の濃い日々を過ごすことができました。

tw01.JPG

上は夜の台湾総統府。現在は総統官邸として使用されていますが、児玉源太郎が第4代の台湾総督だった時代の1919年に日本の総督府として完成した建物です。周囲の雰囲気は永田町の国会議事堂周辺によく似ています。

tw02.JPG

4月20日の金曜日、台湾の印刷会社社長・陳玠侑さん(中央)とお会いし、シックス・アングルズの各コンポーネントや文庫本の印刷経費について、詳しい情報をいただきました。陳さんの会社は、大手企業の包装パッケージを数多く手がけられているほか、福爾摩莎戰棋社(Formosa Force Games)の『英烈千秋(The Everlasting Glory: 1937年から45年までの日中戦争を扱う箱入りゲーム)』の印刷もされているので、コマの打ち抜きなどボードゲーム独特のパーツについてもスムーズに話が進みました。

この時の面会には、夏兄(上写真左端)と彼の奥さん(写真には写っていません)が英語←→中国語の通訳に加えて、なんと値引きの交渉までしてくださり、金額的にかなり良い条件で引き受けてもらえることになりました。品質については、紙の見本をいくつか出してもらって紙質(表面の質感、手触り等)を確認しましたが、今までの製品と同レベルのクオリティを維持できそうな印象です。あとは日本までの輸送コストと輸送中の事故リスクの回避さえクリアできれば、正式決定となります。

ちなみに、日本でも既におなじみの台湾製シミュレーション・ゲーム雑誌『戰棋』編集長の鄭偉成さんも、印刷所での面会に同席して下さり、その席で『英烈千秋』をいただきました。雑誌形態とボックス形態でのコスト面と収益面での差異など、興味深いお話をうかがいましたので、いずれ機会を見てこの辺りの話も詳しく書きたいと思います。

4月21日の土曜は、行天宮(関羽を祀る廟)に参拝した後、そこから徒歩で10分くらいの場所にあるレストランへ行き、そこで開催されている台湾のシミュレーション・ゲーム・クラブの例会にお邪魔して、夏兄と『ベアズ・クロウ』をプレイしました。わりと普通のレストランのテーブルを各自「占領」して(もちろん料理や飲み物は注文しますが)、朝から晩までゲームプレイに熱中していても店側から文句を言われないというのは、日本ではちょっと考えられない、羨ましい環境です。

tw03.JPG

上はドイツ軍をプレイ中の夏兄。午前10時30分くらいに店に入り、お昼は「鶏なべ定食」みたいなものを注文しましたが、別皿の具材(鶏肉、野菜など)を固形燃料のコンロでぐつぐつ煮ながら食べる結構本格的な一人鍋でした。鍋を食べながらゲームをプレイしたのは初めての経験でした(笑)。英語でルールを説明した後、『キエフ・ウマーニ』と『スモレンスク』を続けてフルターンでプレイし、気がつくと時計の針は午後10時30分を指していました。

tw04.JPG

夏兄も「バッテンマーカー」の愛用者と知り、さらに親近感が。

tw05.JPG

最後に、ゲームクラブ「戰棋團」のメンバーと一緒に記念撮影。鄭偉成さんと中黒さんも昼間は会場におられましたが、二人とも用事で早めに帰られたため、ここには写っていません。中黒さんとの「台北の密約」は今回は見送りとなりましたが、改めて大阪での密談を約束しました。

tw06.JPG


tw07.JPG


tw08.JPG


tw09.JPG


tw10.JPG

台北市内の「国軍歴史文物館」は、中国国民党軍に関する歴史的価値の高い物品を多数展示しており、非常に興味深い軍事史博物館でした。一番下の写真は、蒋介石が愛用していた帽子とコート。

tw11.JPG


tw12.JPG

こちらは蒋介石の業績を記念して建てられた「中正記念堂」(人と比較して、建物の巨大さに注意)と、その地下の博物館に再現展示されている蒋介石の執務室。蒋介石については、人間像がよくわからない部分があったのですが、夏兄の奥さんから彼にまつわる非常に興味深い話をいくつも聞けたのは大きな収穫でした。過去に『歴史群像』誌で一度、蒋介石伝を書いたことがありますが、今までとは少し違った視点で、彼についてさらに詳しく調べてみようと思いました。

tw13.JPG


tw14.JPG


tw15.JPG

このほか、夏兄には台北市内の観光名所(龍山寺、迪化街、士林と饒河の夜巿、万華、故宮博物院など)と郊外の九份(映画『悲情城市』で有名)にもたくさん連れて行ってもらいました。台湾の料理は、主なものは一通り食べましたが、どれも本当に美味しかったです(一つだけ、臭豆腐だけは一口が限界でしたが…)。

今回の旅行を機に、台湾は私にとっていろいろな意味で以前よりもずっと身近な国になりました。今後の出版事業の展開や拡大も含め、また台湾に行く機会があると思いますが、次回は挨拶やお礼くらいは中国語で言えるようになりたいと思いました。


不知怎么感谢才好。
真谢谢你了。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。