2012年8月2日 [バルバロッサ&ゼーロフ]
今日は告知をいくつか。まず、7月中旬に発売されました新刊『侵略か、解放か! ? 世界は「太平洋戦争」とどう向き合ったか』(学研パブリッシング)の売れ行きが良好で、増刷が決まったとの嬉しい報せが届きました。ご購入いただいた皆様、ありがとうございます。まだご覧になっていない方にも、ぜひ書店で手に取って中身をご覧いただければ幸いです。
次に、シックス・アングルズ第15号について。現在、制作の最終段階に入っていますが、今回は新しい240個/1シートの型で2シート=480個の駒を収録する予定で、スペースが少し余ったので、『歴史群像』誌編集長より許可をいただき、同誌最新号の付録ゲーム「ミッドウェー海戦」の索敵チット(36個)と「日本海海戦」の日本軍損害チット(13個)の計49個を、追加で収録できることになりました。
『歴史群像』誌に付いているコマの厚みは、これ以上厚くすることができず(大量の部数なので、厚みが増えれば直接的な製造コスト《一般的なシミュレーション・ゲームのユニットは、2枚の厚紙を貼り合わせています》だけでなく、途中の輸送コストにも少なからず影響が出ます)、一般的なウォーゲーム/シミュレーション・ゲームの「ユニット」に慣れている人から見れば、ちょっと薄いと感じられたかと思います。
特に何度もカップから引くチットは、耐久性も必要になってくるので、ぜひ今回オマケとして収録するバージョンを用いて、プレイに活用してください。コマのサイズは15ミリから12.5ミリへと少しだけ小さくなりますが、厚みはほぼ2倍で丈夫になり、「ミッドウェー海戦」のチット裏面には「?」マークを印刷しています。
シックス・アングルズ第15号のプレオーダーは、8月10日前後には開始できるかと思います。『バルバロッサの場合』も『ゼーロウ&キュストリン』も、ゲームのデザインはだいぶ前ですが、内容的にはまだまだ通用するものと考えています。特に『バルバロッサの場合』は格段にプレイしやすいグラフィックになった上、1人用のソリテア・ルールを新たに追加しましたので、旧版をお持ちの方(何人くらいいるんだろう…)にもぜひチェックしていただきたい内容です。興味のある方は、ぜひご期待ください。
2012-08-02 22:27
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