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2013年11月25日 [その他(戦史研究関係)]

今日は告知をひとつ。ベストセラーズさんの『歴史人別冊 世界史人』「ヒトラーとナチスの真実」が発売となりました。

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私の担当記事は32ページで、ヒトラーのオーストリア併合からチェコスロヴァキアへの段階的侵蝕、1939年の対ポーランド戦(第二次世界大戦の勃発)から1940年の北欧(ノルウェー)と西欧(ベネルクス三国とフランス、イギリス)、そして北アフリカ戦線でのロンメルの活躍までを、一連の流れとして解説する「ナチスの欧州電撃戦の全貌」(12ページ)と、1939年の独ソ不可侵条約締結から1941年6月の独ソ開戦、キエフ包囲戦とレニングラード包囲戦、モスクワ攻防戦、1942年のスターリングラード攻防戦、1943年のクルスクでのツィタデレ作戦、1944年の白ロシアでのバグラチオン作戦、そして1945年のベルリン攻防戦とヒトラーの自決までの独ソ戦全体をわかりやすく解説する「ドイツ軍対ソ連軍 1416日の死闘」(20ページ)の2パートに分かれています。

後者のパートでは、独ソ戦に関する戦況図10点の制作も担当しています。

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上の画像は私が制作した戦況図の一つ。独ソ戦の概要を、予備知識のない人にもわかりやすく解説するための見開き地図で、本文記事とリンクしています。

全国の書店やコンビニで発売中、価格は税込で680円です。私の担当ページ以外も、大澤武男さんのヒトラー伝や、金森誠也さんによるナチ幹部の人物伝、芝健介さんのホロコーストに関する記事など、一般の読者だけでなくマニアの人にも読み応えのある記事が満載です。

ただ、ここで一つお詫びと訂正を。P99で「対戦車ロケット」とあるのは「対戦車擲弾発射機」の誤りです。著者校正でうっかり見落としてしまい、編集部へ急いで連絡したのですが、もう既に校了後で間に合いませんでした。申し訳ありません。ただ、兵器マニアの方を別にすれば、本文の記述内容への影響はほとんど無いと思います。

さて、今月も最後の週となりましたが、シックス・アングルズ別冊第10号『パンツァークリーク』は既に台湾で印刷工程に入っています。数日中に校正刷りが届く予定で、それをチェックしたら本格的な印刷が開始され、来月初頭に製品が私の手元へ届くことになるはずです。

最終的な「プレオーダー発送日」の発表は、月末か来月頭になるかと思いますが、プレオーダーの募集はその発送日の前日まで行います。今回は初めて、海外からのプレオーダー受付を開始(英文ルールのPDFを後で公開するという約束で)していますが、既に何件も注文が届いており、別冊第3号『クルスク大戦車戦』の時と同じような売れ行きパターンになるのでは、と考えています。

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