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2015年3月23日 [ベルリン陥落]

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今日もまず告知から。今日発売の雑誌『AERA』(朝日新聞出版)の小島慶子さんの対談ページ「小島慶子の幸複論」で、「平和ってなんですか?」というシリーズテーマについて、私も過去の戦史・紛争史研究で学んだことを基に意見を述べさせていただきました。

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ある種の権力者が「外敵」を必要とする理由など、この種の問題に関心がある人には「常識」レベルの話も多いですが、この国の現状を考えれば、一般の人向けの媒体で改めて指摘する必要が生じているように思います。

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AERA』の小島慶子さんとの対談の中で、「ドイツ軍の上層部では負けが見えた段階で、戦後の復興に必要な人材をいかに生き延びさせるかにも注意を払い」という箇所がありますが、この脚注的な説明は、以下のツイートまとめに書いています。

「日本軍とドイツ軍の『命の捉え方』の違いについて」


次に、電子書籍の六角堂出版のアマゾンKindle版電子書籍第59巻『タイと太平洋戦争』が発売されました。

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タイと太平洋戦争

太平洋戦争のほぼ全期間、日本の同盟国であったタイは、なぜ戦争終結後に「戦勝国」の一員となることができたのか。一般に、日本国内では「日本を中心とする視点」から語られることの多い太平洋戦争ですが、当時の日本にとっての数少ない同盟国タイの目には、日本の戦争はどう映っていたのか、という観点から、あの戦争を多面的に捉える一助となれば幸いです。

電子書籍の今後の予定は、第60巻が『第一次世界大戦への道』で、以下『勃発! 第一次世界大戦』『オスマン帝国と第一次大戦』『キューバ危機 1962』『インドシナ戦争』『ベトナム戦争』『ラオス・カンボジア内戦』『ドイツ空軍の第二次大戦』『聖地エルサレム攻防戦』などを予定しています。

こちらは、六角堂出版のアマゾンKindle版電子書籍のカタログ。

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六角堂出版公式サイト


ちなみに、「山崎雅弘 戦史ノート」シリーズの推奨BGMは、加古隆さんの「パリは燃えているか」です。

加古隆さんの「パリは燃えているか」

PCやMacでKindle版電子書籍を読むには、無料アプリのダウンロードが必要ですが、商品ページのウインドウにeメールアドレスを入れて送信すると、DLリンクが返信されてきます。作業が簡単になりました。スマホやタブレット用アプリも無料。

アマゾン電子書籍アプリ用リンク520.png



さて、ここからが今日の本題ですが、シックス・アングルズ第16号『ベルリン陥落 1945』の制作作業も、粛々と進行中です。下は、ドイツ軍とソ連軍の展開表です。旧版の『神々の黄昏』(米クリティカル・ヒット社)では、ユニットの配置説明はルールブックにしかありませんでしたが、別紙の配置表を作ったので、ゲームの準備がスムーズになりました。

ドイツ軍展開表s.jpg


ドイツ軍展開表s2.png


ドイツ軍展開表s3.png


ソ連軍展開表s.jpg


ソ連軍展開表s2.png

こちらは、『ベルリン陥落 1945』の戦闘結果表。ソ連軍とドイツ軍で、使用する戦闘結果表が違っていることに注意。ドイツ軍ユニットが反撃できる機会が増え、自軍プレイヤーターンで行う行動の選択肢も増えました。


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