2016年4月19日 [その他(雑感・私生活など)]
今日はまず告知をひとつ。神奈川新聞の連載企画記事をまとめた単行本の第二弾『時代の正体2』(現代思潮新社)の見本が手元に届きました。
神社の改憲署名に関連する私のインタビュー記事(2P)も再録されていますが、他にも今読んでおくべき深い論考が満載です。これぞジャーナリズム、という緊張感のある内容です。もう書店でも発売されているはずです。
最近は仕事が忙しくて、ゲームをプレイする時間がなかなか取れませんが、今週末は久々にできそうです。先日、超ひさしぶりに、カッターでユニットを切断しました。
また、仕事の息抜きでebayオークションを見て、つい購入してしまったゲームが、いくつか手元に届きました。
まず、ポーランド製のボードゲーム『行列(コレイカ)』。共産主義体制下ポーランドの商品不足と買い物の苦労を題材にしたゲームです。と書くと、軽いおふざけのようなブラックジョーク的な印象がありますが、ルールブックには当時の経済状況を真面目に解説した記事(シミュレーション・ゲーム的に言えばヒストリカル・ノート)も収録されています。東欧の社会史の一面を、遊びながら理解できるツールでもあります。
ポーランド版には日本語を含む各国語のルールが同梱されていますが、日本語の出来がかなり良くて、カードに貼る対訳シールも完備(ただしプレイに必要なカードのみで、商品カード等は未訳)されています。いろんな意味で、プレイするのが楽しみな作品です。
海外のあるネット記事では「このゲームのロシア語版がロシアで販売禁止になった」と報じられ、私もそれを信じてフェイスブック等で紹介したのですが、FBフレンドのロシア人ゲーマーから「そんな事実はないよ、今でもロシアのゲームショップで売られている。値段が高いなどの理由で売れていないだけ」だという情報を得て、教えてくれたリンク先を見ると、確かに売っていました。ロシア語版のタイトルは『オチェレディ(意味は同じく行列)』で、このロシア人フレンドに一個買ってもらいました。届くのが楽しみです。
ちなみに、旧ソ連の国からebayで本などを買うと、本当にこういう包装(茶色い紙で包んで麻ひもで十字に縛る)でやってきます。
もう一つ、こちらはソ連崩壊前の1988年に米国アバロンヒル社から発売されたボードゲーム『クレムリン』。
発売時に買い逃していましたが、ようやく初版の「ゴルバチョフボックス仕様」を手に入れました。ソ連政府内の権力闘争がテーマ。
左はソ連時代に使われていたゴルバチョフ書記長の公式ポスター。けっこう上質な分厚い紙に、高精細で綺麗に印刷されています。
『クレムリン』に登場するソ連政府高官のカードはフィクションですが、ロシア革命直後のボリシェヴィキ政権時代を扱ったヒストリカル・バリアント『レボリューション(革命)』も後に発売されました(黄色い枠のカード)。レーニン、トロツキー、スターリン、ジェルジンスキーなど著名人による仁義なき戦いが繰り広げられます。
ただし、プレイ経験者によると、『レボリューション』の方はプレイバランスがあまり良くなく(チェーカーの粛清効果が強すぎるのと、年功序列というオリジナル版の特徴的ルールがうまく機能しないなど)、ゲームとしての完成度はオリジナル版の方が高いそうです。こちらも、いずれプレイしてみたい品です。
神社の改憲署名に関連する私のインタビュー記事(2P)も再録されていますが、他にも今読んでおくべき深い論考が満載です。これぞジャーナリズム、という緊張感のある内容です。もう書店でも発売されているはずです。
最近は仕事が忙しくて、ゲームをプレイする時間がなかなか取れませんが、今週末は久々にできそうです。先日、超ひさしぶりに、カッターでユニットを切断しました。
また、仕事の息抜きでebayオークションを見て、つい購入してしまったゲームが、いくつか手元に届きました。
まず、ポーランド製のボードゲーム『行列(コレイカ)』。共産主義体制下ポーランドの商品不足と買い物の苦労を題材にしたゲームです。と書くと、軽いおふざけのようなブラックジョーク的な印象がありますが、ルールブックには当時の経済状況を真面目に解説した記事(シミュレーション・ゲーム的に言えばヒストリカル・ノート)も収録されています。東欧の社会史の一面を、遊びながら理解できるツールでもあります。
ポーランド版には日本語を含む各国語のルールが同梱されていますが、日本語の出来がかなり良くて、カードに貼る対訳シールも完備(ただしプレイに必要なカードのみで、商品カード等は未訳)されています。いろんな意味で、プレイするのが楽しみな作品です。
海外のあるネット記事では「このゲームのロシア語版がロシアで販売禁止になった」と報じられ、私もそれを信じてフェイスブック等で紹介したのですが、FBフレンドのロシア人ゲーマーから「そんな事実はないよ、今でもロシアのゲームショップで売られている。値段が高いなどの理由で売れていないだけ」だという情報を得て、教えてくれたリンク先を見ると、確かに売っていました。ロシア語版のタイトルは『オチェレディ(意味は同じく行列)』で、このロシア人フレンドに一個買ってもらいました。届くのが楽しみです。
ちなみに、旧ソ連の国からebayで本などを買うと、本当にこういう包装(茶色い紙で包んで麻ひもで十字に縛る)でやってきます。
もう一つ、こちらはソ連崩壊前の1988年に米国アバロンヒル社から発売されたボードゲーム『クレムリン』。
発売時に買い逃していましたが、ようやく初版の「ゴルバチョフボックス仕様」を手に入れました。ソ連政府内の権力闘争がテーマ。
左はソ連時代に使われていたゴルバチョフ書記長の公式ポスター。けっこう上質な分厚い紙に、高精細で綺麗に印刷されています。
『クレムリン』に登場するソ連政府高官のカードはフィクションですが、ロシア革命直後のボリシェヴィキ政権時代を扱ったヒストリカル・バリアント『レボリューション(革命)』も後に発売されました(黄色い枠のカード)。レーニン、トロツキー、スターリン、ジェルジンスキーなど著名人による仁義なき戦いが繰り広げられます。
ただし、プレイ経験者によると、『レボリューション』の方はプレイバランスがあまり良くなく(チェーカーの粛清効果が強すぎるのと、年功序列というオリジナル版の特徴的ルールがうまく機能しないなど)、ゲームとしての完成度はオリジナル版の方が高いそうです。こちらも、いずれプレイしてみたい品です。
2016-04-19 21:51
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