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2016年6月12日 [その他(戦史研究関係)]

今日は告知を2つ。まず、前回の記事でも紹介しました雑誌『kotoba』2016年夏号(集英社)に、宗教学者の島薗進さんと私の対談記事(6ページ)が掲載されています。

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タイトルは『「日本会議」と宗教ナショナリズム』で、日本会議と安倍政権の諸政策との関連や、日本会議の主張の歴史的背景についての意見を述べさせていただきました。

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島薗進さんと私の対談記事の一部が、以下の公式サイトで読めます。
http://bit.ly/1stNOtY

7月に出る私の新書『日本会議 戦前回帰への情念』と既に発売中の島薗さん・中島岳志さんの新書『愛国と信仰の構造 全体主義はよみがえるのか』(共に集英社)も合わせて読んでいただければ、より内容が伝わるかと思います。

この対談記事に続き、樋口陽一さん・小林節さんの対談も掲載されています。二つの記事で「天皇機関説事件が立憲主義を破壊した」という同じ論点に触れていますが、天皇機関説排撃の「暴論」がなぜ勝利できたのか、という分析が、今こそ必要でしょう。

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二番目ですが、先月6日からスペイン・ポルトガル旅行に出ていたため、同日に発売された『歴史群像』誌の担当記事「クリミア併合」を告知するのを忘れていました。

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2014年2月〜3月にプーチンのロシアが実行した「無血の電撃戦」を、政治と軍事の両面から解析。クリミアの戦略的重要性も過去の戦史と絡めて概説しています。

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今月は、単行本・新書・文庫本のゲラチェックの傍ら、ゲーム関係の仕事も少しやっています。米国MMP社から出版予定の『The Last Stand』(モスクワ攻防戦)英語版と、同じく米国ConsimPress社から出版予定の『Bear's Claw』(ベアズ・クロウ)英語版のグラフィックです。発売日など、具体的な進展があり次第、改めて告知します。


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