2013年12月1日 [その他(雑感・私生活など)]
昨日、つまり11月の最後の日ですが、久しぶりに雲がない秋晴れの気候だったので、昼食に食べる予定だったごはんとおかずをタッパーに詰めて、青蓮寺湖と香落渓、曽爾高原へ出かけてきました。
青蓮寺湖は、家から車で5分ほど走ったところにある湖で、けっこう景色が奇麗なので、お客さんがくると案内することも多いです。そして、この細長い湖から南(上の写真では奥)へと伸びる険しい渓谷が、香落渓(こおちだに)です。ところどころ、岩肌が丸見えになっている谷を観ながら南へと車を走らせると、青蓮寺湖から15分くらいで曽爾高原に着きます。
香落渓を通過中に車を停めて撮った写真。今年は夏が長く、短い秋を素通りしていきなり冬へと突入したような気候だったため、もみじは紅葉になる前の黄色い状態で落葉してしまっています。
曽爾高原は、奈良県が三重県に張り出した突出部(私は「宇陀バルジ」と呼んでいます)にある風光明媚な高原で、特に秋のすすきが有名です。時期と気候の関係で、すすきの見頃は過ぎていたようですが、見晴らしのいい場所からの眺めは「其の者、青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし」の「金色の野」そのまんまでした。ただし、日陰の部分にはうっすらと雪(!)が積もっていました。
今日から12月ということで、2013年ものこりわずかです。年内は、シックス・アングルズ別冊第10号『パンツァークリーク』のプレオーダーと小売店向けの発送作業を除けば、ひたすら新しい文庫本の執筆に明け暮れる日々です。テーマや発売予定日は改めて告知しますが、今回も内容の充実した本に仕上げるよう、ベストを尽くします。