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2008年10月22日 [ドイツ中央軍集団]

シックス・アングルズ第12号「ドイツ中央軍集団」の表紙がほぼ完成しました。

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グデーリアンとパヴロフの写真は、もしかしたら本誌記事タイトルの文字と入れ替えるかもしれませんが、全体としてはこのような形となります。今週土曜に、石田さんと「モスクワ攻防戦」冬季反攻シナリオのテストを行う予定で、12月にはなんとか発売できると思いますので、プレオーダーの募集も近々開始します。

野球は… 阪神はやはり駄目でしたね。中日ファンの方々、第2ステージ進出おめでとうございます。阪神は、シーズン終盤のモメンタム喪失から全く回復できていませんでした。最後は頼みの藤川まで…。ある方法論で一度成功すると、同じ方法論にいつまでも頼ってしまう傾向が出てしまいがちですが、そろそろ岡田さんも方法論を転換すべき時期だったのかもしれません。5年間監督をやって、岡田さんも心身両面でかなり消耗しているようですが、また時間を置いて監督に復帰する可能性も大とのことですし、第一期岡田時代の幕を静かに見送りたいと思います。
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2008年10月19日 [ドイツ中央軍集団]

シックス・アングルズ第12号「ドイツ中央軍集団」の地図と駒が、ほぼ完成しました。地図の欄外に少しだけ余白があるので、作業の最終段階で何かの図表を入れようと思います。3W版からの改良点としては、(1)両軍の初期配置ヘクスに、赤星と黒十字をユニットの数だけ表記 (2)増援ユニットを地図の欄外に並べられるようにし、実質フルマップ1枚のスペースでプレイを完結できるよう処理 (3)地形効果表を地図上に印刷して利便性を向上 などがあります。これにより、A4判両面の別紙チャートには新たな図表や早見表を入れられるようになりました。

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全体図。1ヘクス=10キロメートルで、国境からベレジナ川までを収めています。

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ブレスト周辺。ブレスト市街と要塞は別ヘクスになっています。

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ミンスク周辺。赤い星印はソ連軍の初期配置。

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ドイツ軍の増援ユニットと分割ユニットの置き場。

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ソ連軍の命令ディスプレイ。本ゲームでは軍団ごとに下す「命令(隊形)」が展開のカギとなります。

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ブレスト要塞ボックス。要塞の攻防だけは、同一ヘクス内での戦闘となります。

ユニットの見本は日を改めてご紹介します。
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2008年10月16日 [ドイツ中央軍集団]

私個人の新刊というわけではありませんが、学研さんより新しい本が出ました。歴史群像アーカイブ第5巻「アジア紛争史 1945-1991」です。歴史群像誌に掲載された記事8本(うち6本が私の担当記事)と新規コラムなどを再編集したもので、テーマごとに特化して好評を得ているシリーズの最新号です。価格は本体952円、今週中には書店にも並ぶと思いますので、興味のある方はぜひ一度ご覧になってください。

rekigunarchive5.JPG
http://rekigun.net/magazine/archive.html

シックス・アングルズ第12号「ドイツ中央軍集団」の仕事も、順調に進展しています。「モスクワ攻防戦」の冬季反攻シナリオ用に、A4サイズの「両軍展開表」を作り、別紙チャートとして封入することにしました。第7ターンから第12ターンまでの計6ターンのショートシナリオで、ドイツ軍は基本的に必死の防御という立場ですが、もちろん標準の10ターンゲームに第11ターンと第12ターンを追加して全12ターンでプレイする「拡張シナリオ」としてのプレイも可能です(以前にも少し触れましたが、デザイン当初の段階では12ターンで作業を進めていました)。

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ドイツ軍の初期配置には、師団番号が入っていますが、あくまで「戦史的興味」を求める方向けの参考情報で、シナリオの配置そのものは同一兵科・同一規模のユニット(残存ステップ数も一律)であればどの(軍所属の)ユニットを選んでも構わないという仕様です(指定番号の師団をいちいち探す必要はありません)。ただし、補給ユニットだけは、指定された軍のユニットを指定ヘクスに配置するので、この補給ユニットとの位置関係や補給強制消費のリスク分散などを考慮して、配置ユニットの所属軍を選ぶことになります。

moscowwinter02.jpg

大木毅さんの「戦史夜話」第2回の原稿もいただきました。今回は歴史にまつわる「新説」とどう向き合うべきかという興味深いテーマで、ドイツの史学界で論争を呼んだ「ドイツの対ソ予防戦争論」あるいは「ソ連の対独先制攻撃計画」を具体例として挙げ、いわゆる「新説」や「新事実」の正体を冷徹に見極めるという内容です。私自身、大木さんからご叱正を受けるまで、スヴォーロフの著作に「引っかかってしまった」人間なので(お恥ずかしい限り)、大変勉強になりました。戦史に真摯な興味をお持ちの方は、ぜひ楽しみにしていてください。
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2008年10月7日 [ドイツ中央軍集団]

今月は、学研さんの新しい文庫本(テーマは日を改めて告知します)の執筆と、シックス・アングルズ第12号「ドイツ中央軍集団」の製作を並行して進めています。とりあえず「ドイツ中央軍集団」の地図が出来てきたので、見本画像をいくつか公開します。まだ完成ではなく、多少手を加える余地はあります(ヘクス番号が少し強いので多少弱めたり)が、こんな感じに仕上がります。

AGCmap01.jpg

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第11号「モスクワ攻防戦」の発売から約1ヶ月が経過し、あちこちのブログにプレイの感想が上がっているようですが、幸いにも好意的な評価が多いようで、製作者一同ホッとしているところです(さっき石田さんと電話でその話をしました)。第12号には、予告しました通り第7ターンから第12ターン(第11と第12ターンは新規に追加)までの冬季反攻シナリオと追加増援ユニット(ソ連軍司令部2個、スキー部隊2個、空挺部隊2個、パルチザン2個、ドイツ軍の増援歩兵師団2個)も収録する予定ですので、こちらもぜひ楽しみにしていてください。

今週末はいよいよF1の日本GPですが、それ以上に気になるのはやはりティーガーズが本当に優勝できるのかどうかという問題です。一時期、2位以降に13ゲーム以上の圧倒的な大差をつけて安泰のはずが、五輪観戦にうつつを抜かすうちに、気がつくと真横に並ばれてるやんか! 私は「シーズン2位でもCSで勝てばいい」という考えには賛同しない派ですので(シーズン優勝チームが各リーグの代表として日本シリーズに出場すべき)、最後の試合まで緊張感を持続してよい試合を見せてほしいところ。選手の皆さん、お願いしますよ。
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2008年9月21日 [ドイツ中央軍集団]

今日は、石田さんとシックス・アングルズ第12号「ドイツ中央軍集団」を少しプレイしました。このゲームは初プレイの石田さんでしたが、最初の2ターンくらいでシステム内容をほぼ理解されたようで、対戦後の食事会では両軍の作戦方針についての話題で盛り上がりました。以下の写真は、全て3W社版のコンポーネントを使用していますが、シックス・アングルズ版ではグラフィックを全面的に一新します(マーク・シモニッチ氏が手がけてくださったマップは、これはこれで非常に美しく機能的なので、気に入ってはいます)。

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ゲーム開始時(1941年6月22日)の中央軍集団正面を西から見たところ。右手の方向にある「ブレスト要塞」のみ、同一ヘクスでの戦闘で、地図右下の専用ボックスを使って攻城戦のように解決します。

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第3ターン(6月24日午前)の戦線(ぼんやりと赤く線を引いた部分)。両翼でかなり食い込んでいますが、ドイツ軍もまだ安心はできません。

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開戦直前のブレスト正面の独第2装甲軍と第4軍の戦区。中央のソ連軍(西部方面軍)は防御態勢を整えておらず、国境の陣地線が一部がら空きになっています。

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ニェマン川を越えて前進する独第3装甲集団。しかしこの後、ソ連空軍の思わぬ活躍により、進撃する装甲師団は何度も苦しめられることに…。

一般的な作戦級ゲームとは少し違うアプローチのシステムを採用しているので、最初ルールを一読しただけではゲーム展開を想像しづらいかもしれませんが、戦闘解決時の損害判定もやってみると見た目ほど大変ではないと思います。バルバロッサ作戦の序盤における「ドイツ軍の電撃戦の栄光」とも言うべき戦いの「経過」を、拡大鏡で見たようにじっくり再現しようというのが本ゲームのテーマですが、第11号の「モスクワ攻防戦」と同様、発売前にルールとデザイナーズ・ノートをPDFで公開する予定ですので、購入を検討される際の判断材料にしていただければと思います。
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