2007年7月24日 [激闘ノルマンディ]
昨日公開しました「激闘ノルマンディ(COBRA)」の表紙ですが、眺めているうちにいろいろと不満が出てきて、細かな手直しを加えてみました。
ゲームタイトル部分で、多少は「バルジの戦い」との差別化が必要だと感じたのと、写真全体がやや暗く、ティーガー戦車の輪郭も明確でないように思われたので、フォトショップで修正しました。
ちなみに、この写真はノルマンディ(ヴィレル・ボカージュ付近)で1944年6月中旬に撮影された、第101SS重戦車大隊所属のティーガーI型戦車の有名なモノクロ写真をコンピュータでカラーに着色したものですが、道の両脇の草地と、左右の森林、そして青空はオリジナルとは違う画像を合成しています。草地は、5月23日の記事でご紹介したJR南船橋駅前の写真(http://blog.so-net.ne.jp/mas-yamazaki/2007-05-23)を、森林と青空は同じく今年5月に撮影した国内某所の写真を、それぞれ素材として使用しています。実際には、1944年6月に、こんな晴天でティーガーが道路上をノコノコ動くというのは有り得ない状況なのですが…(連合軍の戦闘爆撃機にとっては格好の餌食です)。
2007-07-24 23:55
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コメント(4)
白黒写真がリアルなカラー写真になるなんて、コンピュータの威力は絶大ですね~。たしかに最初のバージョンよりは明るくて見やすい感じになりました。「コブラ」は、よいという評判だけ聞いていますがゲームは見たことがないので、発売を楽しみにしています。
by 木村某 (2007-07-25 18:53)
あくまで私見ですが。。。。
なんとなくタイガーと搭乗員が背景から浮いてる感じがします。。。
もう少しなじませればもっとすばらしいものになると思いますが。。。
あ、製品は楽しみにしてます。(モスクワも含めて)
by きむ (2007-07-26 00:10)
木村某さま: コメントありがとうございます。見慣れた白黒写真でも、コンピュータで着色すると、印象がガラッと変わることがあります(別冊第3号「クルスク大戦車戦」の表紙など)。ただし、空や森などは、白黒に着色してもあまり綺麗にならないので、別の写真を合成することが多く、厳密な意味での「当時の写真」ではなくなってしまいますが…。
ゲームの方は、ぜひ期待していてください。ルールはきわめてシンプルですが、考え始めると長考に沈むことも多い、非常に奥が深い作戦級ゲームです。
by Mas-Yamazaki (2007-07-27 17:30)
きむさま: コメントありがとうございます。「タイガーと搭乗員が背景から浮いてる」というのは、非常に鋭いご指摘です。と言いますのは、意図的に「不自然と思われるギリギリの線まで浮き立たせよう」としているからです。ただし、お客さんから「浮いている」と見破られてしまってはもちろんダメなので(笑)、現状の画像はやりすぎだと思います。
店頭でパッと見た瞬間、タイガーと搭乗員が浮かび上がって見えるようなデザインが理想ですが、不自然と感じさせない程度に、その「浮き具合」を少し調整したいと思います。的確なアドバイス、ありがとうございました。
by Mas-Yamazaki (2007-07-27 17:34)