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2010年5月15日 [ウエストウォール]

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今週は、学研さんより近日発売予定の『歴史群像アーカイブ 中東戦争』の、私の担当原稿(計9本)の内容確認(雑誌『歴史群像』で初出時に見落としていた不適当な表現や誤記などがいくつかありました)を行いつつ、シックス・アングルズ別冊第7号『ウエストウォール』の制作作業を進めており、今日は石田さんと「バストーニュ」をテストしました。このゲームは、言わずと知れた「バルジの戦い」のバストーニュ攻防戦がテーマで、1ターンは半日、1ヘクスは850メートルに相当します。

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ゲームは、3つのシナリオで構成されています。最初のシナリオは、第1ターン(12月18日午前)から第7ターン(12月21日午前)のショートシナリオで、地図東端から次々と登場するドイツ軍が、米第101空挺師団の守るバストーニュを強襲または包囲し、装甲教導師団が地図西端からの突破するまでの戦いをカバーします。2番目のシナリオは、第9ターン(12月22日午前)から第17ターン(12月26日午前)の計9ターンで、包囲されたバストーニュを救援に赴いた米第3軍の南からの突破作戦と、第5降下猟兵師団を中心とするドイツ軍の阻止作戦を再現するミニシナリオです。そして3つ目は、第1ターンから第18ターン(12月26日午後)を通しでプレイするキャンペーンシナリオです。

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今日は、シナリオ1を3回(途中で投了した回も含む)と、シナリオ2を1回(途中でサドンデス決着)テストしました。シナリオ1の米軍は、限られた数のユニットをある程度自由に配置できるようになっていて、いくつかの防御戦略が考えられるので、シナリオ1を立場を入れ替えて2回プレイする、というのが、一番お薦めの楽しみ方かな、という気がしました。ちなみに、シナリオ1のプレイ時間は、計7ターンで大体2時間30分前後だと思います。

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上はシナリオ2のプレイ風景。バストーニュを守る米第101空挺師団とドイツ軍の攻囲部隊は、ゲームから除外されており、他のゲームから流用したマーカーで表示している「バストーニュ包囲陣」まで、米第3軍が連絡線を回復できれば勝利です。

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バストーニュ」マップの全景。

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マップの一部拡大。

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マップ欄外にある、米軍初期配置ユニットのリスト。初期配置は米軍だけで、ドイツ軍は第1ターンとそれ以降の増援として登場するので、繰り返しプレイし易いように(またはすぐに最初からやり直せるように)配置表を地図に収録しています。

次回は、同じく『ウエストウォール』の「ヒュルトゲン森林」をテストする予定です。
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