2007年3月26日

こんにちは。どうやら流行性感冒（風邪）につきまとわれているようで、
先週からずっと「仕事がぎりぎりできる程度の体調不良」が続いて
います。天候不順による急激な気温変化のせいもあって、いったん
治ったかに思えても、またしばらくすると咳が出てきたり。とりあえず
来月頭までは休めないので、無理をせずに日々の仕事をこなして
いきます。

さて、「戦略級 日露戦争」はご好評をいただいているようで、たいへん
うれしく思います。到着報告をコメントやメールでお知らせ下さった方、
どうもありがとうございました。やはりメール便というのは、発送元から
の距離ではなく、地域ごとの配送センターからの距離で配達日数が
左右されるようで、多少の不公平が生じてしまっていることをお詫び
いたします。店頭発売は明日ですので、ゲームショップに行かれる用事
のある方は、ぜひ手にとってご覧いただければと思います。

コメント 4

当地は東関東ですが、昨日届きました。
今号はリプレイ記事、ヒストリカルノートのボリュームが多いのが印象的です。
以前よりテストプレイ経過はこちらで伺っておりましたが、さぞや楽しいプレイだったろうと感じました。また瀬戸さんパワー横溢なところも嬉しく思います。
by sgt_sunders (2007-03-27 02:32) 

戦略級日露戦争、入手しました。ＳＰＩ製品についてはけっこう知っているつもりでしたけど、こんなゲームが出ていたとは知りませんでした（ＨＪが輸入していたのって一部だったんですね）。初版が1977年とは、いろんな意味でスゴイ話ですね（笑い）。アメリカ人が作った日露戦争のゲームが、30年も経って生まれ変わり、日本で「新製品」として歓迎されるというのもイイ話です。
by ＳＰＩコレクター (2007-03-29 00:51) 

こんにちは！　ゆうべ戦略日露のミニゲームを仲間とプレーしました。「バルジの戦い」なみのプレイアビリティの高さに一同大満足！

正味二時間で終わるハーフサイズのミニゲームで、日露戦争の陸戦をほぼ完全に遊べるのは社会人には嬉しい内容です。しかし旅順要塞を攻め落とすのにはなかなか根性というか、神経のずぶとさが必要ですねぇ。

戦略級という名前がついてるからてっきりアブストラクトな内容かと思ったら、ちゃんと師団ごと旅団ごとに戦線を形成しないといけないし、ミニゲームは簡潔な作戦級の良作に仕上がっているのでは。日本軍の師団と旅団に編成地の地名が入ってたら、なお良かったかなと思います（高校野球の地元びいきと同じ？）。

もう少し練習したら、５月の連休あたり、いよいよ本編のキャンペーンに取り組みます！
by Sake (2007-03-31 10:44) 

sgt_sunders様、ＳＰＩコレクター様、Sake様：　コメントありがとうございます。アメリカ人が作った日本史ゲームには、重大な事実誤認がある場合も少なくありませんが、このゲームに関しては瀬戸氏も太鼓判を押したほど、日露戦争の本質的な部分を正しく捉えた作品だと思います。今から30年も前に、アメリカ人デザイナーがこれだけのゲーム（もちろん欠点は探せばありますが）を製作したという事実も驚きですが、逆に日本人デザイナーがなぜ、ここまでドライな視点から日露戦争のゲームをデザインしてこなかったかという問題も、実は重要ではないかと考えます。本誌記事にも書きましたが、日露戦争に関する文献の多くは、同じような視点からの記述に終始しており、客観的な視点から分析している本はそれほど多くなかったりします。

ミニゲームに関しては、気軽にプレイできるボリュームですので、ぜひコマを切って何度もプレイしてみてください。また、キャンペーンゲームの方も、海戦ルールがあるため手間がかかるように見えますが、両プレイヤーがある程度経験を積めば、むやみに海戦を起こすことはなくなりますし、1日あれば大体ゲームが終わるまでプレイできるはずです。

日本軍のユニットに編成地の名称を入れるべきか否かは迷いましたが、このゲームに関しては従来の日露戦争ゲームのように、変に日本軍を特別扱いせず、日露両軍を同等に扱うべきだとの方針から、最終的に入れるのを見送りました。でも、石田さんはプレイテストで日本軍ユニットに損害が出るたびに「金沢師団が飛びましたね」などと地名で部隊を呼んでいたので、入れた方がよいという方もおそらく多いでしょうね。このあたりは、奉天会戦の新版をデザインする時にちょっと検討させていだきます。
by Mas-Yamazaki (2007-03-31 15:58)