2020年10月31日 [その他(戦史研究関係)]
久しぶりに、アマゾンKindleで電子書籍を3冊刊行しました。このシリーズのほとんどは、雑誌「歴史群像」に寄稿した記事を自分で電子書籍化したもの(一部は加筆修正)です。
1冊目は第73巻『インドと第二次大戦』で、戦前から続くインド国内の独立運動(戦後の独立はこの地道な運動の成果)と、英連邦軍で戦ったインド軍部隊、日本軍に協力した反英インド人義勇兵らの足跡を俯瞰的に振り返る内容です。
『インドと第二次大戦』(Amazon)
2冊目は、第74巻『ビルマと第二次大戦』で、インドと共にイギリス植民地だったビルマが第二次大戦に巻き込まれた経緯(日本軍が蒋介石への物資輸送ルート遮断)と、日本軍を信用して協力し、のちに裏切られ、最後は反乱を起こしたアウンサンらビルマ独立派の足跡を追います。
『ビルマと第二次大戦』(Amazon)
3冊目は、第75巻『モンゴルと第二次大戦』で、モンゴル人民共和国(外蒙古)と満洲国西部(興安各省)、中国の内蒙古の三つに分断されたモンゴル人各勢力の足跡を、俯瞰的にたどる一冊です。最近、中国の内蒙古自治区で起きた出来事も、最後に少し追記しました。
『モンゴルと第二次大戦』(Amazon)
以下、電子書籍の今後の続刊予定です。
第76巻 『ギリシャと第二次大戦』
第77巻 『中近東諸国と第二次大戦』
第78巻 『オーストラリアと第二次大戦』
第79巻 『オランダ・ベルギーと第二次大戦』
第80巻 『イタリア内戦 1943-45』
第81巻 『中国のドイツ軍事顧問団』
第82巻 『アヘン戦争』
『イタリア内戦 1943-45』は、バドリオと連合国の講和から、ヒトラーのムッソリーニ救出、北部での傀儡政権「イタリア社会共和国」設立と、イタリア北部での終戦までの戦いを、政治と軍事の両面から考察しています。
下は、過去に刊行した電子書籍の専用ページです。2012年の第1巻以来、8年間で75冊を刊行しました(年内に第80巻まで出したい)。
六角堂出版 電子書籍リスト
「戦史・紛争史研究家」という肩書きは、軍事作戦の分析から、戦争と紛争の構造解析、人種差別と戦う政治闘争まで、幅広い領域をカバーできるので便利です。
また、10月16日付の神奈川新聞に掲載された、菅内閣による中曽根氏の葬儀への「弔意要請」についての記事で、私のコメントも掲載されました。
ここで指摘している「心理戦で精神を疲弊させる」「主従構造を構築する」という手法は、強権的で非民主的な権力者がよく使う、世界史の中でしばしば見られる自国民の支配術です。
【おまけ】
10月20日はスカッとした秋晴れだったので、前から行く機会をうかがっていた伊勢の二見浦へ車で行ってきました。有名な夫婦岩は、今回初めて見ましたが、想像していたよりも大きくて立派な岩でした。大きな方の岩の上には鳥居があり、鳥が居ました。
夫婦岩の周囲一帯は、二見興玉(おきたま)神社の神域になっていて、久しぶりに神社に参拝し、交通安全のお守りを受けました。
お昼は、その近所のお店で海鮮丼。出てくるまで時間がかかりましたが、注文を受けてから具材を一つ一つ用意しているのだろう、と思う断面の舌ざわり。
そのあと、鳥羽まで足を伸ばして焼き貝をいくつかいただき、真珠島のそばにある遊歩道の段に座って、夕方まで海と青空を眺めて過ごしました。
1冊目は第73巻『インドと第二次大戦』で、戦前から続くインド国内の独立運動(戦後の独立はこの地道な運動の成果)と、英連邦軍で戦ったインド軍部隊、日本軍に協力した反英インド人義勇兵らの足跡を俯瞰的に振り返る内容です。
『インドと第二次大戦』(Amazon)
2冊目は、第74巻『ビルマと第二次大戦』で、インドと共にイギリス植民地だったビルマが第二次大戦に巻き込まれた経緯(日本軍が蒋介石への物資輸送ルート遮断)と、日本軍を信用して協力し、のちに裏切られ、最後は反乱を起こしたアウンサンらビルマ独立派の足跡を追います。
『ビルマと第二次大戦』(Amazon)
3冊目は、第75巻『モンゴルと第二次大戦』で、モンゴル人民共和国(外蒙古)と満洲国西部(興安各省)、中国の内蒙古の三つに分断されたモンゴル人各勢力の足跡を、俯瞰的にたどる一冊です。最近、中国の内蒙古自治区で起きた出来事も、最後に少し追記しました。
『モンゴルと第二次大戦』(Amazon)
以下、電子書籍の今後の続刊予定です。
第76巻 『ギリシャと第二次大戦』
第77巻 『中近東諸国と第二次大戦』
第78巻 『オーストラリアと第二次大戦』
第79巻 『オランダ・ベルギーと第二次大戦』
第80巻 『イタリア内戦 1943-45』
第81巻 『中国のドイツ軍事顧問団』
第82巻 『アヘン戦争』
『イタリア内戦 1943-45』は、バドリオと連合国の講和から、ヒトラーのムッソリーニ救出、北部での傀儡政権「イタリア社会共和国」設立と、イタリア北部での終戦までの戦いを、政治と軍事の両面から考察しています。
下は、過去に刊行した電子書籍の専用ページです。2012年の第1巻以来、8年間で75冊を刊行しました(年内に第80巻まで出したい)。
六角堂出版 電子書籍リスト
「戦史・紛争史研究家」という肩書きは、軍事作戦の分析から、戦争と紛争の構造解析、人種差別と戦う政治闘争まで、幅広い領域をカバーできるので便利です。
また、10月16日付の神奈川新聞に掲載された、菅内閣による中曽根氏の葬儀への「弔意要請」についての記事で、私のコメントも掲載されました。
ここで指摘している「心理戦で精神を疲弊させる」「主従構造を構築する」という手法は、強権的で非民主的な権力者がよく使う、世界史の中でしばしば見られる自国民の支配術です。
【おまけ】
10月20日はスカッとした秋晴れだったので、前から行く機会をうかがっていた伊勢の二見浦へ車で行ってきました。有名な夫婦岩は、今回初めて見ましたが、想像していたよりも大きくて立派な岩でした。大きな方の岩の上には鳥居があり、鳥が居ました。
夫婦岩の周囲一帯は、二見興玉(おきたま)神社の神域になっていて、久しぶりに神社に参拝し、交通安全のお守りを受けました。
お昼は、その近所のお店で海鮮丼。出てくるまで時間がかかりましたが、注文を受けてから具材を一つ一つ用意しているのだろう、と思う断面の舌ざわり。
そのあと、鳥羽まで足を伸ばして焼き貝をいくつかいただき、真珠島のそばにある遊歩道の段に座って、夕方まで海と青空を眺めて過ごしました。
2020-10-31 02:57
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