2023年12月31日 [仕事関係のおさらい]
今年初めて、ブログを更新しました。と言っても、12月31日ですが。年の前半はやることが多くて、更新をあとまわしにしているうちに、年が暮れてしまいました。
2023年は、単著を3冊(『ある裁判の戦記』『この国の同調圧力』『アイヒマンと日本人』)を上梓し、内田樹さんとの対談ブックレット『「ある裁判の戦記」を読む』が刊行されました。
また、もう20年以上も寄稿している「歴史群像」には『オーストリアの第二次大戦』『ヒトラー暗殺計画』『オランダの軍事史とナチス支配時代を知る(博物館探訪)』『KGB』『ムルマンスクの戦い』『ナルヴィクの戦い』の6本を寄稿しました。
8月には、文化放送ラジオの「大竹まこと ゴールデンラジオ」にリモートで出演しました(通算三度目)。その時の音源は、同番組の公式YouTubeチャンネルで公開されています。
【大竹まことゴールデンラジオ】2023年8月7日
新型コロナウイルスの感染もいったん落ち着いたということで、取材を兼ねた旅行も今年から再開しました。3月には、オランダのアムステルダムと周辺地域、フランスのパリに行きました。
アムステルダムでは、国立美術館で開催されていた「大フェルメール展(現存する35作品のうち28点を展示)」を鑑賞したり、前記した「歴史群像」の博物館探訪記で紹介した、国立軍事博物館と抵抗運動博物館、アーメルスフォールト収容所記念館などを見学しました。
パリでは、市内のみどころと郊外のサン・ジェルマン・アン・レー城(第一次大戦の連合国とオーストリアの講和条約が調印された場所)などを見学したほか、歴史ボードゲーム関連の友人たちと再会し、一緒に食事しました。
6月には、今年一度目(通算二度目)の北海道旅行を行い、前半は函館と白老、札幌で史跡や博物館などを見学し、後半は中標津を拠点に羅臼、摩周湖、阿寒湖、屈斜路湖、網走、根室、納沙布岬、釧路を回りました。羅臼では、天気が良かったので、ソ連/ロシアに不法占拠されている北方領土の国後島がクリアに見えました。
11月には、まず内田樹さんと凱風館門人の皆さんと韓国の釜山を訪れ、市内の博物館(臨時首都記念館、日帝強制動員歴史館、国連平和記念館など)や巨済島の巨済島捕虜収容所記念公園を見学しました。
続いて、今年二度目の北海道旅行を行い、札幌で差別とヘイトスピーチに関する講演を行ったほか、同市内と小樽、旭川で博物館や歴史施設を見学しました。
他にも、雑誌や新聞のインタビューを受けたり、さまざまな形での言論活動を行ってきました。また、10月にパレスチナのガザとイスラエルの戦争が始まったことで、日本で中東紛争に関心が高まり、2016年に上梓した『[新版]中東戦争全史』の増刷が二回かかりました。刊行から7年が経過しましたが、本の末尾にはイスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナの武装政治組織ハマスの対立と「利害の一致」について言及しており、現在の状況を理解する上で、有益な情報を提供できたのではないかと考えています。
来年は、2月に文庫本を一冊、3月に新書を一冊上梓する予定ですが、できれば後半にあと一冊くらい、何らかの著書を出せたらと思っています。
私の本を買って下さった方々をはじめ、今年一年、親切にしてくださった方々に感謝いたします。来年もよろしくお願いいたします。それでは、皆様もよいお年を。
【おまけ】
各地でいただいた美味しいもの。
アムステルダムのハンバーガーセット。パンも肉も私の好みで、野菜もしっかり入っていて大満足でした。
パリのロニョン・ド・ヴォー(仔牛の腎臓)。現地の友人が連れて行ってくれた、肉屋直営のレストランの名物メニューとのことで、臭みもなく美味しくいただきました。
小樽の炭焼きニシン定食と浜茹でシャコ。店先で串に刺して炭で焼いていて、メスのお腹には加熱した数の子がたっぷり入っていて美味でした。シャコも、関西ではほとんど見なくなりましたが、小樽はシャコの漁場です。
旭川のラーメン。11月でも昼間の気温が1〜2度で、あったかいラーメンのスープが五臓六腑に染み渡りました。
新千歳空港でいただいたイクラかに丼。北海道のイクラはとにかく旨くて、行く度に何度も食べてしまいます。
2023年は、単著を3冊(『ある裁判の戦記』『この国の同調圧力』『アイヒマンと日本人』)を上梓し、内田樹さんとの対談ブックレット『「ある裁判の戦記」を読む』が刊行されました。
また、もう20年以上も寄稿している「歴史群像」には『オーストリアの第二次大戦』『ヒトラー暗殺計画』『オランダの軍事史とナチス支配時代を知る(博物館探訪)』『KGB』『ムルマンスクの戦い』『ナルヴィクの戦い』の6本を寄稿しました。
8月には、文化放送ラジオの「大竹まこと ゴールデンラジオ」にリモートで出演しました(通算三度目)。その時の音源は、同番組の公式YouTubeチャンネルで公開されています。
【大竹まことゴールデンラジオ】2023年8月7日
新型コロナウイルスの感染もいったん落ち着いたということで、取材を兼ねた旅行も今年から再開しました。3月には、オランダのアムステルダムと周辺地域、フランスのパリに行きました。
アムステルダムでは、国立美術館で開催されていた「大フェルメール展(現存する35作品のうち28点を展示)」を鑑賞したり、前記した「歴史群像」の博物館探訪記で紹介した、国立軍事博物館と抵抗運動博物館、アーメルスフォールト収容所記念館などを見学しました。
パリでは、市内のみどころと郊外のサン・ジェルマン・アン・レー城(第一次大戦の連合国とオーストリアの講和条約が調印された場所)などを見学したほか、歴史ボードゲーム関連の友人たちと再会し、一緒に食事しました。
6月には、今年一度目(通算二度目)の北海道旅行を行い、前半は函館と白老、札幌で史跡や博物館などを見学し、後半は中標津を拠点に羅臼、摩周湖、阿寒湖、屈斜路湖、網走、根室、納沙布岬、釧路を回りました。羅臼では、天気が良かったので、ソ連/ロシアに不法占拠されている北方領土の国後島がクリアに見えました。
11月には、まず内田樹さんと凱風館門人の皆さんと韓国の釜山を訪れ、市内の博物館(臨時首都記念館、日帝強制動員歴史館、国連平和記念館など)や巨済島の巨済島捕虜収容所記念公園を見学しました。
続いて、今年二度目の北海道旅行を行い、札幌で差別とヘイトスピーチに関する講演を行ったほか、同市内と小樽、旭川で博物館や歴史施設を見学しました。
他にも、雑誌や新聞のインタビューを受けたり、さまざまな形での言論活動を行ってきました。また、10月にパレスチナのガザとイスラエルの戦争が始まったことで、日本で中東紛争に関心が高まり、2016年に上梓した『[新版]中東戦争全史』の増刷が二回かかりました。刊行から7年が経過しましたが、本の末尾にはイスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナの武装政治組織ハマスの対立と「利害の一致」について言及しており、現在の状況を理解する上で、有益な情報を提供できたのではないかと考えています。
来年は、2月に文庫本を一冊、3月に新書を一冊上梓する予定ですが、できれば後半にあと一冊くらい、何らかの著書を出せたらと思っています。
私の本を買って下さった方々をはじめ、今年一年、親切にしてくださった方々に感謝いたします。来年もよろしくお願いいたします。それでは、皆様もよいお年を。
【おまけ】
各地でいただいた美味しいもの。
アムステルダムのハンバーガーセット。パンも肉も私の好みで、野菜もしっかり入っていて大満足でした。
パリのロニョン・ド・ヴォー(仔牛の腎臓)。現地の友人が連れて行ってくれた、肉屋直営のレストランの名物メニューとのことで、臭みもなく美味しくいただきました。
小樽の炭焼きニシン定食と浜茹でシャコ。店先で串に刺して炭で焼いていて、メスのお腹には加熱した数の子がたっぷり入っていて美味でした。シャコも、関西ではほとんど見なくなりましたが、小樽はシャコの漁場です。
旭川のラーメン。11月でも昼間の気温が1〜2度で、あったかいラーメンのスープが五臓六腑に染み渡りました。
新千歳空港でいただいたイクラかに丼。北海道のイクラはとにかく旨くて、行く度に何度も食べてしまいます。
2023-12-31 03:47
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0