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2006年4月22日 [砂漠のキツネ]

今日は朝から石田さんとシックス・アングルズ別冊第4号「砂漠のキツネ」
ルール不明点の洗い出しプレイをしました。第二次大戦の東部戦線や
西部戦線とは全く異なる種類の機動的な展開(マップ全体を使うシーソー
ゲーム)と、補給に関する維持管理の難しさが北アフリカ戦の特徴ですが、
このゲームは非常によく練られた(簡潔で使いやすく、それでいてゲーム
的にも盛り上がる)補給管理のシステムを採用しています。「マザーランド」
と同様、両軍は補給ユニットを道路や小道に沿って数珠つなぎに連ねて
補給網を形成し、大規模攻撃に際しては一定数の補給ユニットの消費を
要求されます。補給ユニットは、表が「輸送モード」、裏が「集積所モード」
となっていて、補給を供給できる範囲は輸送モードで6移動力、集積所
モードだと12移動力になります(移動力のレートは車輌部隊のものを使用)。
ただし集積所モードの補給ユニットは移動力がゼロとなり、モード変更は
自軍プレイヤー・ターンの最後にしか行えないので、補給網のやりくりには
頭を悩まさせられます。また、補給物資は戦闘結果の影響を受けず、
退却した敵が残した補給物資は大体2分の1の確率で「捕獲」して、次の
ターンから自軍の補給ユニットとして使用することができます。それゆえ、
ロンメル率いるドイツ・アフリカ軍団の各部隊は、史実と同様、敵の燃料を
奪いながら、キレナイカの英連邦軍を次々と駆逐する展開となります。


マップ全景。上がシックス・アングルズ版、下はSPIのオリジナル版。


初期配置。キャンペーン・シナリオは、ロンメルの最初の攻勢開始から
ゲームが始まります(S&T誌特別版第1号に掲載された、ロンメル到着
以前のイタリア軍と英連邦軍の攻防を再現するシナリオも、バリアント
として追加ユニットと共に収録します)。


初期配置における枢軸軍は、この2スタックのみ。ロンメル・ユニットは
選択ルールですが、雰囲気を高めるための小道具として、ユニットだけ
(マーカーとして)使用することもできます。


戦うドイツ・アフリカ軍団(DAK)。システムはダブル・インパルスに近い
もので、戦闘結果表には特徴がありますが、慣れればサクサク進むのは
別冊第2号「バルジの戦い」と同様です。


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