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2008年3月2日 [モスクワ攻防戦]

今日は石田さんと「モスクワ攻防戦」のプレイテストでした。昨年暮れに変更した、新しいソ連軍の冬季反攻ルールやカチューシャ砲ルールの確認とバランス検証が目的でしたが、かなり想定に近い展開となり、ソ連軍の冬季反攻がゲーム序盤におけるドイツ軍の電撃戦と同じくらいに「派手」に展開するようになりました。カチューシャ砲の効果も、今までにいろいろ試した中ではいちばんシンプルかつ効果的であることが確認でき、完成に一歩近付いた感じです。対戦そのものは、石田ソ連軍の冬季反攻にしてやられて、第8ターンが終了した時点で「投了」となりましたが、ひさびさにゲームを楽しんだ一日でした。

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第1ターンの第4装甲軍の進撃。

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モスクワとツーラの特典ルール(防御時の限定的補給源としての機能と、再編部隊を限定的に登場させられる機能)をシンプルに解決するため、工場ユニットというルールを導入しました。一度ドイツ軍に占領された(=工場を除去された)なら、これらの特典は失われるというわけです。

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第7ターン、ソ連軍の冬季反攻で戦線を突破した騎兵ユニットが、オリョール市街に突入! ドイツ第2軍と第2装甲軍は、必死に反撃を試み、第3装甲軍から急派された予備の装甲師団と装甲擲弾兵師団の活躍で、ソ連軍騎兵の除去に成功。

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しかし、第8ターンに入るとソ連軍はさらに南方で戦線の突破に成功し、戦車部隊が第2装甲軍の補給路を再度遮断。これにより、第2装甲軍の全ユニットは「孤立」状態となったため、ドイツ軍は投了を決断しました。
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コメント 4

櫻

「モスクワ攻防」に期待しています。ところでSPiの“Solomons Campaign”というゲームをご存知でしょうか? ガダルカナル周辺の海空戦を扱った作戦級の名作ゲームです。レトロスペクティブの一作として検討していただければ幸いです。
by 櫻 (2008-03-03 19:20) 

杉田

モスクワのゲームですが、完成間近ということで楽しみにしています。フルマップ1枚、1日で終わる長さ、攻防が途中で入れ替わる展開というのがいいですね~。次はベルリンでしょうか? それともツィタデレ作戦の再版ですか?
by 杉田 (2008-03-07 14:23) 

Mas-Yamazaki

櫻さま: コメントありがとうございます。SPI社の「ソロモンズ・キャンペーン」は、秀作との評判が高いゲームですね。タクテクス誌に出ていた佐藤弘明氏の記事でも、評価が高かった記憶があります。太平洋戦争の分野では、ソロモン戦役とミッドウェィ海戦のシンプルでプレイアブルなゲームが常に求められていると思いますが、リクエストが多ければ「ソロモンズ・キャンペーン」の日本版も検討したいと思います。コンポーネントの制約という点でも、手ごろなサイズだと思います。
by Mas-Yamazaki (2008-03-08 20:01) 

Mas-Yamazaki

杉田さま: コメントありがとうございます。「モスクワの次」の予定ですが、現在の流れですと、既に完成した状態にある「ツィタデレ作戦」3W版の復刻となる可能性が高いです。

「神々の黄昏」で使用する、ファイア・パワー方式の戦闘解決システムは、既にノートの上では完成していますが、実際にユニットに数値を割り当ててテストする必要があるので、完成はまだ先になると思います。また、CH版の地図(フルマップ1枚)に加えて、選択シナリオ用として西にハーフサイズまたはクォーターサイズ(A3判)の拡張マップを追加して、シンプソンの米第9軍がエルベ川を越えて「ベルリン争奪競争」に参戦したら、という3人プレイ用の仮想シナリオも試せるようにしようかと考えています。
by Mas-Yamazaki (2008-03-08 20:20) 

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