2008年4月8日

今日は、前回に引き続き南米旅行の話です。写真がようやく取り出せたので、いくつかご紹介します。


チリの首都サンチャゴの風景。ヨーロッパ的な近代都市ですが、盆地のためか空気は汚れ気味。


チリ最大の港町バルパライソ。日本からは、太平洋をはさんでちょうど反対側にあります。


チリ海軍省ビル。チリでは、海軍の地位がきわめて高く、同市を見下ろす一等地の丘には「海軍・海事博物館」もありました。


右上に見える不思議なケーブルカーのような箱状の乗り物は、バルパライソ名物の「アセンソール」。急な斜面の多い土地なので、この手のアセンソールがあちこちにあります。料金は、1回20円から50円くらい。


比較的傾斜がゆるやかなアセンソールから見下ろした、バルパライソ市内の風景。


ブエノスアイレス市内の風景。植民地時代から残る重厚な建物が、独特の存在感を醸し出しています。


これもブエノスアイレス市内の風景。「20世紀初頭のベルリン」なんていう白黒写真集で見たような光景が、ブエノスアイレスには今でも残ります。


ブエノスアイレス市内を走る地下鉄。チリのサンチャゴにも近代的な地下鉄がありましたが、ブエノスの地下鉄はおそろしく古い車輌を大事に使っていて、風情があります。


「エビータ」ことエバ・ペロンのお墓。国立レコレータ墓地にある彼女とその夫（ペロン大統領）一家のお墓には、アメリカの国立アーリントン墓地にあるケネディ夫妻のお墓と同じように、国民的人気者である彼女を慕う老若男女の姿が絶えません。


アルゼンチンといえばタンゴ。旅先ではあまりナイトショーなどには行かないのですが、耽美的な哀愁漂う本場のタンゴはやはり見ごたえ・聴きごたえがありました。


旅行話はこのくらいにして、次回からはまた「モスクワ攻防戦」の進捗状況などの報告を書き込むつもりです。また、旅行中に「ツィタデレ作戦」新版や「神々の黄昏」新版についてのアイデアなども思いついたので、それらも機会を見てご紹介します。「ツィタデレ作戦」は、いかにゲーム展開が単調になるのを防ぐかということで、初期配置と増援登場スケジュールだけを変更し、ルールの大部分は3W版と同じものにする予定です（ただし地図のヘクスの向きは国際通信社から出た第二版と同じになります）。

コメント 4

こんにちは。無事のご帰還なによりです。さて、巷では西部戦線ゲームのブーム？が始まったのか、ＣＭＪがＳＰＩ「パットン第３軍」を付録にするとのこと。以前に紹介されていた「ウエストウォール」の日本版も出していただけるのでしょうか？ぜひお願いします。
by 西部の男 (2008-04-09 10:02) 

サッカーファンの私としては、南米旅行、うらやましい限りです。サッカーの試合は観戦されませんでしたか？ツィタデレ作戦の再販に期待しています。
by レコバ (2008-04-11 13:18) 

西部の男さま：　コメントありがとうございます。「ウエストウォール」の日本版は、まだ正式決定ではありませんが、前向きにゲーム内容の検証等を行っているところです（英文ルールのコピーを南米旅行に持参して、暇な時間に読み返していました）。「モスクワ攻防戦」の作業が完了したら、いくつかの点を確認して、問題がなければ版権所有者のデシジョン・ゲームズと交渉を開始します。「パットン第３軍」は、過去にＨＪ版を持っていましたが、なかなか良くできたゲームだと思います。西部戦線の文庫本を参考に、今まで（相対的に）マイナー扱いされてきた西部戦線の戦い（アンヴィル・ドラグーン作戦など）にも目を向けていただければ幸いです。
by Mas-Yamazaki (2008-04-12 23:52) 

レコバさま：　コメントありがとうございます。サッカーの試合は、アルゼンチン滞在中に機会があれば生で観たいと思っていたのですが、ちょうど南米王座決定戦のリベルタドーレス杯の最中で、ボカもリバープレートもブエノスアイレスにいなかったので、テレビ観戦だけでした。向こうのアナウンサーは、ゴールが決まるたびに「ゴ～～～～～～～～～ル！」とサイレンのように長く叫びますが、長い人だと１分くらい叫んでいて感銘を受けました。スペイン語は、サッカーのリズム感とピッタリ合っているので、意味はわからなくてもけっこう楽しめます。「ツィタデレ作戦」は、新版ではプレイするたびに展開が変わる（史実の展開にこだわらない）シナリオを入れるので、ぜひ楽しみにしていてください。
by Mas-Yamazaki (2008-04-12 23:59)