2008年4月27日

先週末の東京出張は、予定していた目的をすべて達成して、無事に完了しました。シックス・アングルズ関係以外の（つまり執筆関係の）年内の仕事スケジュールがほぼ埋まり、来年３月に学研さんより刊行予定の新しい文庫本（テーマは機会を改めてご紹介します）についても内容がだいぶ固まってきました。また、今回は某大手出版社の新書編集部の編集長さんとも面会し、来年８月頃をターゲットに新書の企画案についていろいろとご相談させていただきました。編集会議で正式にＧＯサインが出るまでは、社名は伏せることにしますが（いらぬご迷惑がかかるといけないので）、この編集長さんはなんとＳＰＩ製品をリアルタイムで買われていた元ウォーゲーマーとのことで、ゲーム関係の昔話でも話題が弾み、楽しい時間を過ごせました。

恒例の学研さんとの打ち合わせ＆会食では、私の希望で五反田の某オイスターバーに連れて行っていただき、生牡蠣が好物の私には至福の時間でした（その後、二次会・三次会と続き、久しぶりに午前３時半頃まで飲んでいました）。また、大木毅さんとも（仕事場として使われている某避暑地へ出かけられる直前に）お会いでき、今回も興味深いお話をうかがえました。日本における旧日本軍に関する諸研究と同様、ドイツ本国の歴史学会でも第二次大戦に関する新研究が今なお次々と発表されており、そういった新説や新成果を、リアルタイムに近い形で日本（軍事史学会などの狭い学者の世界ではなく、広い意味での戦史ファン）に伝達することが必要ではないかと、常々思っているのですが…　浅学非才な私には到底できそうもないので、どなたか優秀な方が現れてくれないかと、日々願っているところです。

帰宅してみると、テスターの山根さんからも「モスクワ攻防戦」のテスト報告が届いており、石田さんや出口さんからの報告と加味して、連休中にテストおよび検証を行いたいと思います。