2011年7月14日 [東方への突撃]
今週は、KKベストセラーズさんの雑誌『歴史人』次号掲載予定の原稿とカラー地図制作をメインに仕事を進めています。太平洋戦争勃発直前の、日本を取り巻く大国(米英ソ)の思惑や戦略的状況の解説がテーマですが、前々からずっと暖めてきた、地図を使った表現のアイデアを打ち合わせで提案したところ、採用していただけました。具体的なアイデアの内容については、雑誌の発売日まで内緒ということにしておきますが、興味のある型はぜひ楽しみにしていてください。発売予定日は、8月12日です。
さて、原稿執筆と地図制作の合間に、シックス・アングルズ別冊第8号『東方への突撃』の制作作業も少しずつ進行中です。今回は、地図の見本画像をご紹介します(まだ制作途中なので、変更の可能性があります)。フルマップ1枚でベルリンからゴーリキー、アストラハンまでという切り方は、JED/アバロンヒル/国際通信社の『独ソ戦』と同様ですが、ゲーム的な面白さを極限まで追求した『独ソ戦』に対し、『東方への突撃』は戦史研究的側面から、各ルールの組み立てがなされています。
ソ連軍の初期配置ユニットを並べてみたところ。
さて、原稿執筆と地図制作の合間に、シックス・アングルズ別冊第8号『東方への突撃』の制作作業も少しずつ進行中です。今回は、地図の見本画像をご紹介します(まだ制作途中なので、変更の可能性があります)。フルマップ1枚でベルリンからゴーリキー、アストラハンまでという切り方は、JED/アバロンヒル/国際通信社の『独ソ戦』と同様ですが、ゲーム的な面白さを極限まで追求した『独ソ戦』に対し、『東方への突撃』は戦史研究的側面から、各ルールの組み立てがなされています。
ソ連軍の初期配置ユニットを並べてみたところ。
2011-07-14 23:42
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コメント(2)
原作の凄まじさからは隔絶の感のある美しいコンポーネントですね。僕は本作はプレイしたことがなく、眺めていただけで手放してしまいましたが、どのようなゲームなのでしょうね? また発売されたら記事を楽しく読ませていただきたいと思います。
by sato_pum (2011-07-26 22:59)
sato_pumさま: コメントありがとうございます。原作の手描きイラストマップに士気を挫かれた人は、アメリカにも多いようで、フェイスブックで同じ画像を紹介したら、けっこう反応がありました。
ゲームの具体的な内容については、近いうちにブログ記事でご紹介するつもりですが、全体としては比較的オーソドックスなつくりで、細部の規定で「他のゲームでの常識」とは少し異なる処理をしています。独ソ戦のキャンペーン・ゲームは、『独ソ戦2』や『大祖国戦争』、『ノー・リトリート』が国際通信社さんから出ていますが、いずれとも方向性が少し違うので、出す価値はあるだろうと思っています。
by Mas-Yamazaki (2011-07-29 02:37)