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2013年6月30日 [その他(雑感・私生活など)]

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山椒の葉っぱの上にたたずむカマキリの子ども。

今日は仕事と生活の変化についての話題です。2012年12月11日の記事でも書きました通り、私は昨年10月末より平日の昼間は地元・名張の家具工場で働く生活を続けてきましたが、6月いっぱいで契約を終了し、明日の7月1日から再び、原稿執筆や地図制作、ゲーム開発などの仕事を家で行うフリーランスの在宅自営業に復帰することとなりました。

原稿執筆関係でどうしても断りたくない仕事の依頼がいくつか入ってきたこと(今年前半は、時間的制約のため、いくつか執筆の仕事を断ってしまいました)、シックス・アングルズ製品の売れ行きが上々であること、六角堂出版の電子書籍の売れ行きも予想より良好であること、母が入院・手術した関係でお見舞いや付き添いに行くための時間的余裕が必要になったことなど、個人事業主への復帰を決断した理由はいくつかありますが、昼間は工場で労働者として働き、帰宅後は日没まで庭で農産物の世話をし、夜はソ連赤軍に関する原稿を執筆するという「労農赤軍生活」も、それなりに楽しく有意義な経験でした。

12年間ずっと自宅で椅子に座って仕事をしてきた私が、毎日最低8時間立ちっぱなしの仕事を続けられるかどうか、最初は不安もありましたが、11月に風邪で38度の熱を出して1日休んだのと、今月母の入院と手術の付き添いで2日有給休暇をとった以外は、無遅刻無欠勤で8か月の任務を全うしました。体重は開始前と比べると9キロ減り、お腹周りを中心に贅肉がすっかり落ちて、去年のジーンズを履くとブカブカになった感じです。

勤務開始からの8か月で、改めてその有り難みを認識したのは、「時間的な行動の自由」と「健康」の2つでした。フリーランスで過ごした12年のうちに、それが当たり前だと思い始めていたところでした。家具工場の勤務は、派遣社員というステータスだったこともあり、自分の経験や仕事仲間との世間話などを通じて、派遣労働の実情についても多く知ることができました。また、家具工場での勤務が確定する前、面接を受けに行った派遣会社で「営業担当の正社員として働きませんか」と誘われ、その面接で派遣会社側の事業に対する「本音」をいろいろ聞くことができたのも、現在の社会の構造の一端を知る上で、貴重な経験でした。

ということで、今週はとりあえずシックス・アングルズ別冊第10号『パンツァークリーク』の制作作業と、『歴史群像』誌次々号の担当記事(テーマは後日発表します)執筆に向けた下準備を行う予定です。『パンツァークリーク』は、予告通り9月中に発売するつもりで予定を組んでいますので、興味のある方はぜひ楽しみにしていてください。
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