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2019年5月12日 [その他(戦史研究関係)]

まず告知です。『歴史群像』誌(学研)の最新号が刊行されました。

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私の担当記事は、前号の続き「朝鮮戦争(後編)」です。1950年10月に中国が軍事介入した後の朝鮮戦争については、日本での知名度が比較的低い模様ですが、米国・韓国軍が中国・北朝鮮軍と戦場で激突した、過去に唯一の機会でした。今回も政治と軍事の両面から、朝鮮戦争の様相を読み解いています。

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朝鮮半島情勢は、今なお予断を許さない状況ですが、北朝鮮と中国およびロシアの複雑な関係を理解する上で、朝鮮戦争における中国およびソ連の役割を知ることはプラスになるのでは、と思います。いまだ「休戦」状態に留まり、「終戦」に至っていない朝鮮戦争の全体像を俯瞰する一助として、『歴史群像』誌の前号と最新号に寄稿した記事を役立てていただければ幸いです。

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歴史群像』誌最新号の書籍等を紹介するページでは、「朝鮮戦争(後編)」をより深く理解するアイテムとして、韓国映画『高地戦』を紹介しました。これは非常によくできた作品で、戦争という社会現象が持つ普遍的な不条理と、朝鮮戦争という出来事に固有の不条理を、生々しくえぐり出して描くことに成功しています。背景に関する多少の予備知識がないと、意味がよくわからない部分がいくつかありますが(「貴方は彭徳懐の恐ろしさがわかっていない」という台詞など)、「朝鮮戦争(後編)」を読んだ後でご覧になれば、それらの疑問はほぼ解消するだろうと思います。


それから、7月発売の『歴史群像』次号では、また私のデザインする歴史ボードゲームが付録として付きます。

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今回のテーマは、二人用が「第二段作戦」、一人用が「マレー沖海戦」です。指揮官の決断の重さや、重要局面でのリスク判断の難しさなども実感できる内容に仕上げるべく、鋭意制作中です。

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ここに紹介している「第二段作戦」のグラフィックは、いずれも制作途中段階のもので、細部は製品版と異なる場合があります。

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テストプレイ中の風景。ミッドウェー海戦(MI作戦)を行わずに、フィジー・サモア作戦(FS作戦)やポート・モレスビー作戦(MO作戦)を行っていたら、など、いろいろ試してみることができます。

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1回のプレイ時間は、慣れれば30〜40分(今までの最短は25分)で、未確認マーカーを併用するシステムなので展開は毎回変わり、日米どちらが勝っても「もう一回やろう!」となるようなゲームに仕上がりつつあります。空母戦の解決も、どちらが先手を打つかで展開が変わり、奇襲の効果が生じれば、一撃で相手空母を轟沈、という逆転の展開も起こりえます。

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二人用「第二段作戦」は、史実のような空母戦の緊迫感を演出しつつ、対戦相手が見つからない人が一人でもプレイできるよう、システムを工夫してあります。一般的な隠匿配置や秘匿移動のシステムは使っていないので、ソロプレイでも大丈夫です。一人用の「マレー沖海戦」と共に、今回もリプレイアビリティの高いゲームに仕上げます。ぜひご期待ください。



あと、今月17日に新刊『歴史戦と思想戦』(集英社新書)が発売されます。この本の内容については、次回の更新で詳しく説明します。こちらも、お楽しみに。

歴史戦と思想戦表紙.jpg


 
 
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